水曜日, 5月 26, 2010

GNU TarとGNU CpioのBoFセキュリティ問題(CVE-2010-0624)

本件のセキュリティ問題について下記のソフトウェアに影響があります↓
GNU TarとGNU Cpio
(オープンソース経由のアーカイブ管理ソフト)
バーション情報↓
GNU Tar version 1.22以下
GNU Cpio version 2.10以下
OS環境↓
UNIX/Linux


問題の説明↓
lib/rtapelib.cのコード、rmt_read__ in の所にバグがあり、悪戯rmtサービスかrのリクエストが来ましたらtarがHeap-based buffer overflow問題状況になってしまいます。制限のパラメータが足りないです。もしマルウェア関係の物はこの問題情報を使うとシステムやサーバのサービス関係のコマンド実行される(エクスプロイト)の可能性が高いです。

解決方法↓
GNU Tar 1.23とGNU Cpio 2.11でバグを治りました。最新版cpioとtarソフトのアップグレードが必要です。
例え、現在yumのREPOで最新版は影響されている状態です。


リファレンス↓
http://www.cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2010-0624
http://www.agrs.tu-berlin.de/index.php?id=78327
https://bugzilla.redhat.com/show_bug.cgi?id=564368
http://osvdb.org/62950
http://www.securiteam.com/unixfocus/5IP3G151FA.html

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株式会社ケイエルジェイテック
http://www.kljtech.com
セキュリティモニターセンター

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